看護師のメイクで大切なのは、清潔感だ。看護師のメイクは、自分が楽しむものではなく、患者に信頼感や安心感、清潔感を与えるものである必要がある。
看護師のマスク着用時のメイクで一番気を付けたいことは、蒸れによるメイク崩れだ。
マスクをしていると、蒸気が鼻筋部分から上に漏れるため、目元のメイクが崩れやすくなっている。蒸気で目元が黒ずんでしまうと清潔感がなくなってしまうため、使う化粧品は汗や蒸れに強いタイプを選ぶことが大切だ。
以下で、それぞれのアイテムの選び方や使用方法のコツを紹介する。
アイシャドウは、薄く伸ばすことができて崩れにくいリキッドタイプかクリームタイプを選ぶと良い。
カラーは、ピンク系がおすすめだ。ピンク系は、安心感や清潔感、健康的な華やかさを演出できる。ピンク系は、化粧崩れをしても目立ちにくいというメリットもある。
濃いブラウンやブルーは、崩れた時に汚い印象を与えてしまうので避けた方が無難だろう。
アイライナーやマスカラは、マスクから漏れる蒸気で特にメイクが崩れやすい。そのため、水分による化粧崩れに耐性があるウォーターループタイプを選ぶと良いだろう。
ただし、ウォーターループは水分に強いが油分には弱いので、使用する前にはフェイスパウダーを付け、油分と触れにくくすることがポイントだ。
マスクをしていると、患者の目には眉と目元しか見えない。眉と目元さえキチンとメイクしておけば清潔感や安心感を与えることができるので、ポイントを押さえたメイクをすることが大切だ。
マスク着用時のメイクに関しては『キラキラ看護師のメイク術』というサイトが非常に参考になったので、この記事と合わせて読んでみることをおすすめする。